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écaille style

エカイユ スタイル

ブルべ夏のコーデは、シーン別に濃淡カラーを使い分ける

こんにちは!パーソナルスタイリストの米倉育代です。

  

 詳しくは、こちらから

 

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先日リピーター様であるK様が、「ワードローブ診断」を受けてくださいました。

K様はフリーでバレエ講師を行っている、小学生二人娘さんを持つワーママさんです。

カジュアルスタイルがメインですが、仕事の打ち合わせを一人で行ったり、舞台鑑賞に行かれたり、小学校へ行くときなど、オフィシャルシーンにも対応するスタイリングも必要です。

シーン別の着こなしを、色の濃淡で分けることを提案しました。

 

K様のパーソナルカラー診断について詳しくは、こちら

écaille style(エカイユ スタイル)の中で一番読まれているブログです。

 

K様はパーソナルカラー診断を単体で行ったこともあり、しっかりSummerカラーのアイテムを選ばれていることに驚かされました。

※現在パーソナルカラー診断単体のメニューは修了しております。

その反面、似たような色ばかりになってしまったというお悩みも増え……

ワードローブ診断を受ける前に、顔・体型診断も受けてくださり、似似合う「形」と「素材」も分かったことで、ワードローブをミニマルにすべくお申込みいただきました。

Summerさんが抱きやすいお悩みについてK様にご了承を得まして、一部ではありますが「ワードローブ診断」の様子をご紹介します。

 

 

似たような色ばかりになりがち

みなさんの中にも似たようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃると思うのですが、似合うと言われた色ばかり目につき買ってしまうケース。

ソフトタイプであるSummerやAutumnタイプでしたら、ワンカラーコーデを得意とするので、他のカラーグループよりもコーディネートはしやすいのですが、いつも同じ色ばかりと思われがちなのもこまりますよね。

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K様は2ndWinterでクールタイプですので、青みを多く含んだ色がお似合いになります。

上の図右側にあるベストカラーである「ソフトパーリッシュブルー」を、最も顔の近くになるストールや面積の大きいコートに選ばれていましたので、パーソナルカラーの威力が最大限に発揮できます。

ですが、クールで爽やかなカラーグループであるSummerは、特に冬は寒々しく見えがちな側面もあります。

温かみも出せる暖色系の ピンクや赤、ココアブラウンやモカを加えるのが、おすすすめです。

 

ここぞのときは、濃いめのカラー

Summerタイプと分かり、淡い色でワンカラーコーデが似合うと分かったけれど、仕事の打合せなどでは、なんだか少しもの足りない……仕事スイッチが入りにくいとのご相談も受けました。

洋服を着るうえで心理面の作用は、とても大切です。

自分を大きく見せたい威圧感を出したいときは、濃いめの色で仕事スイッチを入れる。

プライベートやお子さん達のレッスン日には、優しく見えるSummerカラーのワントーンやワンカラーコーデで、楽しんでいただけたらと思います。

そうすることによって、ON・OFFも付けやすくもなります。

 

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「V型要素のあるI型」という診断結果から、縦の長さを出すためパンツはテーパードやスキニーよりも、落ち感のある素材でフルレングスタイプのボトムスが似合います。

K様は体型が変わりサイズが合わなくなってしまったり、パンツの丈が足りなかったりと今までのボトムスでは、アップデートが必要になりました。

 

オフィシャルなシーンでは、コントラストを付けることで、フォーマル感を出すことができます。

タキシードを思い浮かべると分かりやすいのですが、黒ジャケットに白いシャツに、黒い蝶ネクタイなどは正装にあたります。

パーソナルカラーに詳しい方なら、もうお分かりですね!

Winterさんが似合うスタイリングです。

つまりコントラストを苦手とするソフトグループのSummerとAutumnは、フォーマルな装いが苦手です。

顔に近いアイテムは似合うカラーのオフホワイトでにし、上の写真のようにボトムスを濃いカラーにすることでオフィシャルシーンの装いに。

アウターと靴、バッグも濃いめの色でまとめるとフォーマル感はアップします。

 

黒やネイビーのコートのとの合わせ方は小物選びが重要

お手持ちの黒やネイビーのコートですが、もちろんこちらもSummerだからと言って着はいけない訳ではありません。

K様のメインバッグは、シルバーやグレージュ。

黒やネイビーのコートと合わせると、コントラストの強いコーデになっていまいます。

Winterさんならお似合いですが、Summerさんがそのコーディネートだとバッグだけが浮いた存在になってしまいます。

そこで、ネイビーのリュックをご提案しました。

 

 

Summerにしては表面感が光沢は✖ではありますが、似合う三要素である「色」と「形」の二つを満たしているので〇です。

「形」いついては、顔パーツ診断結果が「Feminine/Adult」であるK様。

リュックはスポーティーな印象になりがちですが、ラッフルフリル(大きなフリル)が特徴的なのでピッタリという訳です。

濃いカラーのコートに合わせれば、コントラストが弱まります。

靴の色も濃いめの色で合わせると、統一感が出て更に似合いやすくなります。

 

苦手シーズンカラーは得意のワントーンで似合わせる

「カーキのトレンチコートは、処分すべきでしょうか?!」と、気まずそうに見せていただきました。

幸いミリタリーグリーンのような深みのある色みではなく、「カーキグレー」と呼ばれているグレーシュだったこともあり、全身淡いコーデになるようにご提案しました。(下写真:右から二番目)

 

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トレンチコートは、体型別で似合う着方がある万能アイテムです。

「V型要素のあるI型」はベルトでウエストは絞らず、羽織るように着るのがベスト。

バッグと靴をシルバーで統一感を出すと、濃い色を使わず全体的に淡くまとめると、Summerらしいコーデに見えますよね。

似合わない色でもスタイリングの仕方が分かっていれば、似合わせたコーデができるようになるのです。

 

右端はコートとのバッグと靴の色をコートに寄せて、コントラストを付けないコーディネートにすることで、分断することを避けています。

 

茶色の攻略法はモカ色でつないでグラデーションコーデに

「形がとても気に入っているのですが、濃いめのブラウンコートは似合わないですよね」と、見せていただきました。

似合う三要素のうち「形」と「素材」が合っていますのでもちろん〇です。

が、K様もご存知の通り深みのあるブラウンは、苦手なAutumnカラー。

お持ちのワードローブではコントラストが強くなってしまうので、買い足しアイテムとしてモカチュールスカートとカーディガンをご提案しました。

 

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ブラウンと手持ちの服との間を埋めるというか、つなぐ役目カラーとしてモカが暖かみのあるコーデを叶えてくれます。

ベストカラーである「ソフトパーリッシュブルー」のコートを合わせても、Summerらしい淡いカラーコーデが完成します。

 

お気に入りのアイテム、似合わない色だからとあきらめたり捨てる前に、ぜひプロに相談してみてはいかがでしょうか。

今までは、K様のようにご自宅に伺って、「ワードローブ診断」を行っていました。

新型コロナウイルスの影響もあり、今後「écaille style(エカイユ スタイル)」 では、全ての外見診断の他にお買い物同行・ワードローブ診断をオンラインで行えるよう、現在準備を進めています。

自粛期間が明けたときファッションを楽しめるように、このステイホーム中に「最高にしっくり似合う服」を見つけてみませんか。

 

師匠である久野梨沙氏の書籍に、撮影時スタイリストとして掲載されました。

 

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