こんにちは!パーソナルスタイリスト米倉育代です。
詳しくは、こちらから
先日、私のバレエのバーレッスンの講師 K様が、パーソナルカラー診断を受けてくださいました。「似合う色を知り、厳選した服で着回しがしたい」というご依頼を受けました。
自分と素材の質感が合っているかが、とても気になっているそうです。
パーソナルカラー診断で分かることは、似合う「色」のほかに、「素材(質感)」と「スタイリング」です。
それでは、しっかりご要望にお答えしていきたいと思います。
受けていただいたコースは、こちら
【 パーソナルカラー診断結果】
1st Summer 2nd Winter 3rd Spring と3シーズンまで似合う色がある方でした。
青みががった穏やかな色が似合うタイプの方ですが、Springの中からも似合う色がありました。
Autumn以外の色で、高明度で中彩度の色もお似合いになります。
Summerタイプと診断されたら実践すべき5つとは
1)Summerの持つ上品でエレガントなイメージを活かしたコーディネート
2)基本無地で、同系色で淡い色を全体をなじませるコーディネート
3)ベーシックカラーを黒からグレーもしくは、オフホワイトに変え色物と合わせる
4)髪から肌、洋服の素材、小物やアクセサリーまで「マット」な質感を選ぶ
5)パールをデイリー使い、アクセサリーを多用しない
これだけでは分かりにくいので、ひとつづづ解説していきたいと思います。
- 【 パーソナルカラー診断結果】
- 1)イメージを活かしたコーディネート
- 2)基本は「ワントーンコーディネート」
- 3)ベーシックカラーはグレーとオフホワイト
- 4)質感は「マット」
- 5)小ぶりなアクセサリーで上品に
- écaille style メニュー
1)イメージを活かしたコーディネート
【Summerタイプのイメージ】
・エレガント・上品・涼しい・穏やか・ソフト
・女性らしい・スモーキー・洗練・清楚
【Summerタイプの芸能人】
・綾瀬はるかさん・新垣結衣さん・井川遥さん・吉瀬美智子さん・石田ゆり子さん
など、透明感のあるクリアな美人ばかりのシーズンです。
色は沢山使うとポップで、にぎやかに見えます。
上の5人が、カラフルでビビットな洋服を着ているところを、想像してみてください。
ご本人よりも、洋服の方が悪目立ちしそうですよね。
上品さは色だけでも表現できますが、色数を少なくすることで洗練さも出せるのです。
2)基本は「ワントーンコーディネート」
■ホワイトロングコート×アイスグレー×白ワイドパンツ
■グレーニット×チャコールグレーパンツ
■アイシーグレータートル×ライトグレースカート×アイシーピンクコート
淡い色同士のコーディネートは肌と調和しむしろ華やかになるのですが、全体に淡くてぼやけてしまうと心配なら、バックや靴やタイツなどの小物に濃いめの色を合わせ引き締めます。
■グレーニット×アイシーブルーフレアスカート
【注意】
無地で寂しそうだからと、色数を多くすると甘く幼い印象になりがちです。
それでも慣れないと思う方は、濃いめのはきりっとした色にするとキリッとした印象になります。
■ネイビーニット×ネイビートレンチコート×ブルーデニム
■グレーニット×グレーファージレ×グレープリーツスカート
【ポイント】
ワントーンコーディネートは、同じ素材同士でフラットに見えないように、異素材同士を合わせるなど工夫が必要です。
■柄物が似合わないグループ
特に遠くから見ても柄だと分かるような、コントラストがはっきりした柄は苦手。
遠くから見たら一色に見えるようなはっきりとしてない柄(水彩画のイメージ)
■チェック柄なら、グレンチェック
■ストライプやボーダー・ギンガムチェック・ドットなど柄物は、小さく細かいピッチを選ぶようにする
3)ベーシックカラーはグレーとオフホワイト
■ ペールブルーニット×グレーパンツ
■グレーツインニットロングカーデ × ミントグリーンパンツ
■ ホワイト コート× 淡いブルートップス×パンツ
■ ホワイトジャケット×白インナー× ピンクパンツ
4)質感は「マット」
【パーソナルカラーから分かる似合う素材】
シフォン素材
レース素材
チュール素材&パイソン柄
光沢の少ないシルク素材
オーガンジー素材
クレープ素材
ジョーゼット素材
ダンガリー生地やウォンスの薄いブルーデニム
難易度が高そうなデニムオンデニムだって着こなします。
【小物】
靴やバッグなどレザーは、エナメルなどの艶のあるものではなくて、光沢のない革かスウェードやヌバックなどの毛足のある素材を選ぶ。
スウェードパンプス
サマーカラーのスニーカー
マットなナイロン
シボ革(皺を付けた革)
※素材名をタップしてもらうと、もっと詳しく説明が見れます。
【ヘア・メイクの特徴】
艶がでないように、マットな質感に仕上げると全体になじみ調和します。
・メイクなら、パウダーをたたいてパウダリーに
・リップは「シアー=透明感・透き通る・薄らとした仕上がり」
・リップやアイシャドウは、粒子の小さいパールがお似合いです
・ヘアはマットタイプのセット材を使うなど、ウエットにしない
・髪をまとめる際はおくれ毛などを出して、ぴったりまとめない
パーソナルカラー別に似合うヘアカラーについて、webサイトMavie(マヴィ)に寄稿しました。
詳しくは、こちら
5)小ぶりなアクセサリーで上品に
・マットシルバー、マットホワイトゴールド・ピンクゴールド
・明るいカラーストーン
・小振りで華奢なもの
・ホワイトパール、ピンクパール シードパール(小粒)
・シーグラス(擦りガラス)のような素材でできているもの
※多様しないで、控えめに上品さを心がけて身に付ける
【K様へのアドバイス】
モノトーンの服が多いとのことでしたので、まずはグレーやオフホワイトなどで、黒からのグレーのグラデーションコーディネートから挑戦してみてください。
ネイビーには淡いブルーからのグラデーションで。
そして、グレーからオフホワイト。
慣れてきたら、グレーを定番カラーとして淡い色物に合わせる。
次に、得意なブルーからラベンダーなどをトップグレーに合わせる。
春先は淡いピンクも使って3色使うなど段階を踏んでいけたら、Summerの達人ですね(笑)
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