こんにちは!パーソナルスタイリストの米倉育代です。
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私がチューターを務める 服装心理Lab.のメンバー略してラボメンのK様より、服装心理Lab.のメンバー限定オプションサービスである「お買い物同行」のご依頼いただきました。
K様は有難いことに以前も、個別の「パーソナルカラー診断」をご依頼くださいました。
服装心理Lab.について詳しくは、こちら
実はK様は、パーソナルカラー診断結果とお好みのカラーが、異なるタイプの方です。
特にSpringタイプの方に多いのが、中身とのギャップ。
おとなしい性格なのに元気でビビッドカラーが似合うと言われても、自分とはかけ離れてしまい、着こなせないと感じる方がいらっしゃいます。
好みではないパーソナルカラータイプを、どのように似合わせるのかが最大のポイントとなりました。
今回は、そんなラボメンK様のお買い物同行について、お伝えしていきます。
好みではない診断結果の似合わせのコツ
K様の診断結果の優先順位は以下の通りです。
パーソナルカラー>体型診断>顔パーツ診断
①Vivid春(明るい原色が得意)
②バストの大きめなA型(丸みのある女性らしい体型)
③マスキュリン(パーツが直線的で中性的なお顔立ち)
一つの外見診断だけでは偏った診断になってしまうので、必ず三つの外見診断と服装心理診断®を受けていただいた方に限らせてお受けしています。
※体型診断について詳しくは、こちら
パーソナルカラー診断について詳しくは、こちら
※顔パーツ診断については、こちら
K様は低彩度の色がお好みで、ビビッドカラーには抵抗をお持ちです。
とは言えK様の優先順位は、パーソナルカラーが一位。
Springタイプの特徴は、カラフルでアクティブな特徴ばかりではありません。
コントラストも得意です。
そこをフューチャーして、バイカラー使いや異素材ミックスを取りれ、賑やかに見えるための工夫をしました。
お買い物同行での目指すイメージは、「優しい雰囲気だけど甘過ぎない感じ」というリクエストをいただき、出来上がったコーディネートになります。
お写真はwebサイトからお借りしています。
色が与える印象はとても大きく、特に顔回りに関しては、パーソナルカラーを身に付けると、顔色に良い効果をもたらします。
とは言え余りお好みではない色や着慣れていない色を無理に着ても、自分の気持ちが落ち着かない状態に陥ってしまうでしょう。
そこで、ボトムスで取り入れることを提案し、カラフルなボトムスにとのコントラストが付けやすいように、インナーはベーシックカラーに。
得意なカラーはボトムスだったにも関わらず、その威力は絶大で上写真のグリーンのタックスカートにサテン地のクリーム色のハイネックブラウを着て試着室から出てきたK様。
その瞬間、輝いていたと言っても過言ではなかったです。
毎回思うことなのですが、おすすめしたパーソナルカラーを身に纏ったお客様がバッチリはまったときは、この仕事をしていて良かったと心から思います。
ご試着いただいたブラウスも光沢感がお似合いで捨て難かったのですが、薄手のアウターのご依頼を受けていたので、インナーは厚手の素材にしました。
パンツには、高彩度のラベンダーを選びました。
くすみ系が多い今季、高彩度のこのラベンダーは珍しく、小柄なK様の34サイズを扱っていたのも決めてとなりました。
ヒップのあるA型さんは華奢な足首を出とバランスが良くなるので、アンクル丈にカットしました。
テーラードジャケットは、本来典型的なA型さんには選ばないアイテムです。
ですがバストのある方なので、胸元は埋めない方が良いタイプ。
テーラードジャケットがトレンドでもあり、インナーが詰まっているインナーでも、このジャケットを着ることでVラインができるので、すっきりとした印象に仕上がります。
しかもこのテーラードジャケットは、肩パットがなく程良い艶感と柔らかい素材。
34サイズを着いただくと、全くといって言いぐらい着られた感が出ず、ピークドラペルも大きすぎないので、マスキュリンなお顔立ちとも好相性でした。
二つボタンで着丈が長すぎない点や、光沢ある金ボタンが決め手となりました。
K様の憧れのブランドに、『スピック&スパン ノーブル』と伺ったので、取り入れることができ、私からのサプライズが成功しました。
インナーのベージュにネイビージャケットで、コントラストも狙いました。
K様よりコーディネート写真をいただきました。
「優しい雰囲気だけど甘過ぎない感じ」が出ていると自画自賛しておりますが、いかがでしょうか⁉
スカートの時は、Web限定のドッキングニットの前だけをINしてもらうように、アドバイスしました。
小物の効果的な使い方
アクセサリーは、光沢重視でセレクト。
沢山のアクセサリーを付けてもうるさくならず、チープなアクセサリーを身に付けても決してチープに見えないのがSpringさん!
ネックレスはゴールドのメタルボールがついている長めにすることで、視覚効果によって重心を下げる役割を果たしてくれます。
ピアスはシルバーの光沢のあるサークル型。
シンプルですが耳たぶが見えて、大人っぽい雰囲気になります。
Springだからと言ってアクセサリーを全部ゴールドにしてしまうと、本来得意であるミックス感が出ません。
統一感が出てしまうと寂しく見えてしまうが、Springさんなのであえてシルバーに。
ブレスレッドは、ゴールドですがクリアアクリルとクロスになった異素材ミックス。
テーラードジャケットやインナーのベージュの腕から、ゴールドが見えればコントラストになります。
A型さんの靴選びは、丸みのある体に合わせてラウンドトゥに。
そしてSpringさんと言えば、柄物も似合うタイプでもありますので、足元にレオパード柄を採用しました。
ただのレオパード柄のままでは、つまらなく見えるのがSpringさん。
ラベンダーのトリミングされた遊び心のあるタイプをご提案しました。
リクエストにはありませんでしたが、ワインレッドのバッグをアドバイスしました。
なぜ赤なのかは、唯一赤だけを使ってなかったので、バッグから取り入れることをおすすめしました。
益々Springさんらしい、多色コーデになりました。
性格と服との関わり方
服装心理Lab.では最初に※服装心理診断®を行って、性格と服との関わり方を知ってもらいます。
三つの外見診断はその後に行い、内面と外見の両方からアプローチしていきます。
K様の服装心理診断®の結果
一般性が非常に高いことから、周囲から浮かないか?周りの目を重視して服選びをする傾向がある方。
二番目に愛着性が高いことから、人にも物にも愛着を持ちやすく、世間一般の目が気になる(一般性)のみならず、身近な人や一緒に過ごす人のために服選びをする傾向があります。
今回この愛着性の高さが伺えたのが、ご主人のNGのアイテムは提案しないで欲しいとお伝えいただいたことでした。
そして私を2回も指名いただけたのも、グループワークなどでご一緒する機会に恵まれたからかもしれませんね。
簡易診断診断を試してみたい人は、こちら
パーソナルカラーが好みじゃなくても、諦めることはありません。
スタイリングの仕方やアイテムの選び方によって、似合わせることは可能になるからです。
そのためには一度プロの診断を受けてみて、自分に何が似合うのかを知ることからがスタート!
服装心理Lab.では、似合う外見診断だけでなくその人の性格にあったスタイリングアドバイスをモットーに運営されています。
服装心理Lab.に入会し様々なチューターのアドバイスを受けたり、他のラボメンの様々な悩みを共有していくうちに仲間もできるので、楽しく参加していただけます。
服だけの悩みだけでなく、沢山のチャネルが設けられているので、推しの話や習慣チャレンジしていることなども書きこめるのも魅力です。
遠方でも行える「ワードローブオンライン診断」を行いました。
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診断を受けたK様からのご感想
診断結果をもとにその服を選んだ理由(色・素材・形)を詳しく教えていただけて、自分の診断の再確認にもなり、実際に合わせたりすることでわかりやすく、今後自分で選ぶ際にも参考になるので良かったです。
そして、私は背が低いので丈やサイズに悩まされ失敗をしていたので、お買物同行では合ったサイズで探してくれるので、いくよさんには苦労をかけてしまったと思いますが、本当にいいなと思いました。
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パーソナルカラー別に似合うヘアカラーについて、webサイトMavie(マヴィ)に寄稿しました。
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