こんにちは!パーソナルスタイリスト米倉育代です。
詳しくは、こちらから
私がアンティークウォッチに出会ったのは、20代半ばに働いていた「ドゥーズィエム クラス」青山店で販売をしていた頃でした。
「ROLEX(ロレックス)」オースターがとても流行っていて、月に5本以上は売れていました。
転職したての頃は、その金額やブランドに尻込みし、接客する事も中々できませんでした。
当時は今のようにインターネットも普及していませんので、商品知識を取集するには雑誌か専門誌、もしくは先輩や仕入れ先の方から聞いて、勉強するしかありませんでした。
オーバーホールというメンテナンスが1年に一回必要であったり、1分~3分の誤差については許容範囲であったり、当時の防水機能は一切使えなかったりと、決して利便性はありません。
沢山の腕時計のブランドを深く知りる事ができ、とても勉強になりました。
今のように携帯電話がなかった時代、現行品にはないシンプルなデザインや唯一無二の腕時計はとても人気で一種のステータスでした。
その中でも特に惹かれたブランドがあります。
「ROLEX 」のディフュージョンブランド(セカンドブランド)として1930年に誕生した「TUDOR (チュードル)」です。
今回は女性にも是非おすすめしたい、アンティークウォッチの魅力についてお伝えします。
こちらのお店は、ヴィンテージ眼鏡も扱っていて、ぜひ訪れたいと思います。
- バラのマークが希少な「TUDOR」ついて
- アンティークウォッチのような「ROSEMNT(ロゼモン)」について
- Rosemont 旗艦店「Au Bijou (オ・ビジュー)」について
- オーナーの審美眼が光る「ocaille (オカイユ) 」
- écaille style メニュー
バラのマークが希少な「TUDOR」ついて
特にバラチューの愛称で呼ばれている「TUDOR」1950年~1960年代にしかこのバラのインデックスデザインは製造されていないので、希少な訳です。
それ以降から現行品は「TUDOR」は盾のマークになっており、リューズ (時計の側面につけられた突起で、ゼンマイの巻き上げや、日付・時刻合わせにつかう)にもバックル (腕時計のベルトやブレスレットをケースに連結するための結合部分で、ケースの上下についている)にもROLEXの王冠マークではなく盾になっています。
さらに「TUDOR」の裏ブタ部分にはロレックスのディフュージョンブランドであることを示す、ROLEXの刻印がされています。
バラチューが人気でお値段も「ROLEX」の3分の1ぐらいですが、部品はすべて「ROLEX」と同じものを使われているのも魅力です。
そして、中々入荷されないバラチューがやって来ました!
店長にお願いし、購入するさせてもらいました。
20代後半の私には、かなり思い切った買い物です。
1960年代のもので自動巻。
オーバーホールをして、何度か風防(時計のダイヤルを保護している透明部分。ガラスやプラスチック、サファイアガラスなど素材は様々)は交換しながら大切に使っています。
購入時と同じプラスチック製で、ちょっとでっぱった風防でしたが、傷つきやすいのでフラットなものに変えました。
かなり年期が入っていますが、今でも宝物です。
アンティークウォッチは、男性のものと言うイメージを持たれてる方も、少なくないと思います。
身に付けていると、”良いのしてるね”とか、”見せて”など、言われるのは圧倒的に女性よりも男性が多いです。
でも、このバラチューをご覧いただいたら、そのかわいさと希少さから、手に入れたいと思いませんか?!
その後、 転職したオーケージョンを得意としたドメスティックブランドでも、アンティークウォッチの仕入れをしました。
ですが、バラチューは一度も仕入れる事ができませんでした。
「ROLEX」「OMEGA (オメガ)」や「HAMILTON (ハミルトン)」「BULOVA (ブローバ)」のブレスレットタイプを仕入れました。
アンティークウォッチのような「ROSEMNT(ロゼモン)」について
メンテナンスや取扱いが面倒でアンティークに抵抗があるという方には、「ROSEMONT(ロゼモン)」がおすすめです。
アンティーク風なデザインと価格帯や取り扱いの手軽さから、「ROSEMONT」はとても人気でよく売れました。
特に、ブレスレットタイプが人気でした。
デベロッパーにある時計屋さんや雑貨屋さん、新宿伊勢丹、セレクトショップなどで目にした事がある人も多いのでは。
Rosemont 旗艦店「Au Bijou (オ・ビジュー)」について
ベルトなども各種豊富に揃っているそうです。
1973年スイス時計産業の発祥地と知られるラ・ショー・ド・フォンで始動した歴史あるブランドです。
かわいい外見と違って、スイスメイドのしっかりとしたムーブメントで作られています。
名前の由来は、ROSE MONT (薔薇の時計)からです。
オーナーの審美眼が光る「ocaille (オカイユ) 」
以前もブログでも紹介しましたが、一緒にドゥーズィエム クラス青山店で働いた尊敬してやまない恩田さんのお店「ocaille 」でも、アンティークウォッチを扱っています。
ホームページはこちら➡OCAILLE
インスタグラムには上がってませんが、4月14日に伺った時は、バラチューのオイスタープリンセスが店頭にありましたよ!!!
1点ものですので、気になる方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。
アンティークウォッチが気になっている方やネットなどで購入するのが心配な方、どこに売っているか分からない方など。
パーソナルカラータイプからも似合う色の時計が分かります。
それだけではなく、なりたいイメージに合わせたブランドやデザインもアドバイスさせていただきます。
あなたにぴったりの腕時計バイイングします。
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