こんにちは!パーソナルスタイリスト米倉育代です。
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必ず季節の変わりめになると「去年の今頃何着てたっけ?!」と毎シーズン思いませんか?!
レザージャケットって、以外と3シーズン(夏以外)着れて便利かもと分かっていても、ライダースジャケットって⁈どうしてもハードに見えそう…
どんなレザージャケット選んだら良いか分からない…という方は多いのではないかと思います。
そんな私も同じように、自分に似合うレザージャケットを未だに模索しています。
パーソナルスタイリングに欠かせない3つの外見診断
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ライダースが似合わなかった原因とは
今では様々なレザージャケットのバリエーションがありますが、私が探してた頃は大半が黒で光沢のあるハードなタイプのライダースばかりでした。
なぜ似合わないのかが分からず、とにかく試着を繰り返してきました。
でも、今ならはっきり原因が分かります。
全ての洋服は下の3つの要素で出来ています。
「色」・「形」・「素材」の中で、「形」1つだけしか合ってなかったからです。
この3つが当てはまるアイテムを見つけることができたら、それは最強に似合うものです。
でもそれにとらわれてしまうと選ぶ範囲を狭めてしまって、服を選ぶことが苦痛にも感じてしまいます。
3要素のうち2つが似合っていれば、選ぶ範囲が広がりその分選択肢が広がるのです。
診断は選択肢を狭めるものではないのです。
ライダースの代名詞「beautiful people (ビューティフル ピープル)」について
トレンチコート同様に、ライダースでも認知度が高いブランドです。
2007年 コムデギャルソンでパタンナーの経験を持つ、熊切秀典氏を中心としてスタートした日本ブランド。
ブランドコンセプトは「everywhere and nowhere-どこにでもあり どこにでもないもの」
2008年 マッキントッシュによるデフュージョンブランドとコラボレーションで「トラディショナル・ウェザーウェア・アンド・ビューティフルピープルピープル」を発表。
大人と子供が共存できる服というコンセプトの「キッズライン」や男女が共有できるという「ボーイズライン」で注目される。
2011年 初の路面店が青山にオープン
2012年 アクアスキュータムとのコラボトレンチを発表
2015年 マッキントッシュの別注コートを手がけ、伝統的なイメージにモダンなエッセンスを加えたアイテムを発表
2016年よりパリでコレクション発表
バイヤー当時、ミッドタウンタウンの地下を貸し切りにして行われた、デビューコレクションを見に行きました。
ハードな印象しかないライダースジャケットをフレンチカジュアルに合わせ、デイリーに取り入れたコレクションはとても新鮮で印象的でした。
それからというものずっとライダースが気になり、展示会に訪れては試着するも違和感…
ライダースは私には、似合わないアイテムと諦めていました。
サイズ展開は、トレンチコート同様キッズサイズの120~160cmなので、身長160cmの私にはジャストサイズになり、肩幅が協調されます。
サイズはキッズでも本格的なライダースジャケットなので、レザーも厚みがあり固さもあります。
黒は定番商品で素材違い(牛・馬・羊革)で展開され、その他にシーズン別にカラー展開があります。
ボルドー色のシーズンがありました。
試着すると今までで一番良かったのですが、どうしても光沢が気になり断念しました。
レザージャケットを着こなすために大切な「質感」
洋服を選ぶときまず「色」に注目が行きがちですが、大切なのは「質感」です。
パーソナルカラータイプを知ったら、自分の肌と髪質に合わせた素材を選ぶこと。
それができたら苦手とする色でも、似合わせることだってできるのです。
オータムタイプは、「マット」な素材が得意です。
サマータイプにも言える共通の質感です。
レザーで言うと、スウェード(皮の裏面を起毛させたもの)・ヌバック(皮の表面を起毛させたもの)・ベロア(スウェードと同じ製法だが、スウェードより毛足が長いもの)
つるつるとしていない、けば立てた素材の事です。
独特の暖かみがあって、オータムタイプの雰囲気そのものです。
真逆なシーズンタイプも存在します。
スプリングとウインタータイプで、こちらは「艶」が得意です。
エナメル素材や光沢のあるレザー、合皮などを得意としています。
歴代のレザージャケット遍歴
私は、スウェード素材があまり好きではありませんでした。
特に靴はスウェードのパンプスが定番アイテムになっていますが、表革の方が好きなので持っていません。
かといってエナメルなどの艶のある素材は、もっとも苦手です。
ブログを書きながら思い出しましたが、レザージャケットデビューは高校生でした。
制服の上に着るアウターを自由に選べたので、試着しまくった結果ドメスティックブランドのブラウンのジップアップブルゾンのスウェードを購入しました。
無意識にちゃんと10代の私は、選んでました(笑)
2枚目は、20代前半にG.V.G.Vの代官山店で扱っていた古着のテーラードジャケット、それもスウェードの黒でした。
若い頃は、黒が似合わないと薄々感じていながらも勢いで着ていました。
肌となじむ事によって、100点満点でなくても、60点~70点ぐらいまで似合わせる事が可能になるのです。
20代の私、似合わせも出来てました(笑)
3枚目は、ムートンを得意とするイギリスのレザーブランド「Unknown(アンノウン)」。
バイヤ―当時、1枚から別注できたのでフーデットパーカーの羊革のグレーを個人的にオーダーしました。(サマータイプが好きだった私は、グレーをチョイス)
ドゥーズィエム クラスやジャーナルスタンダード、イエナ、トゥモローランドなどでも取り扱いのあるイギリスのファクトリーブランドです。
かなり薄手でサイズもコンパクトなので、チェスターコートの下にスエットパーカーのように着ています。
季節の変わりめになると、セールになってたボルドー色のライダースを、買えばよかったと後悔していました。
ですがついに、そんな思いを何年も繰り返したレザージャケットジプシーに終わりが見えてきました!
Beautiful Peoplie 伊勢丹新宿店でブラウンのライダースジャケットが先行発売される事をInstagramで知りました。
しかも素材は柔らかい羊革のシュリンク(表革に細かい縮みしわをつけたなめし革)。
スウェードではないもののヴィンテージ風にレザーを加工してあり、待ちに待った黒じゃない、ブラウン!
伊勢丹新宿店にて先行発売されます。
更に嬉しい事に2016年からサイズ展開が、120〜190cmまでとメンズサイズまで展開されていました。
大きめサイズを選べばゆったりサイズになり、その分着丈も長くなるので今までのものよりも似合う要素が高まります。
でも、発売期間には予定が合わず行けませんでした。
問い合わせると5月末一斉発売になるとのことで、入荷連絡を待つことにしました。
黒のライダースが似合うタイプとは
パーソナルカラー: ウインタータイプ
辛口のシャープで華やかな色
顔パーツ : masculine/adult
男性的な要素がつよい大人顔
体系 : X型
ウエストのくびれがはっきりして、肩幅とヒップの均整が取れている
こちらのタイプの方は、光沢のあるレザーがとてもお似合いになります。
ウインタータイプの他にスプリングタイプも光沢や艶が得意とする共通の質感です。
ファストファッションなどで見るフェイクレザーのライダースも、光沢ある素材を意識して選ぶととても似合います。
しかも肌となじみ高見えさえ狙えます‼︎
他にエナメルや今年のトレンドであるPVC(ポリ塩化ビニールを意味する)も着こなせるカラーグループです。
A型体型におすすめ人気のレザージャケット
以前「HELMUT LANG(ヘルムト・ラング)で大人気の羊革フード付きブルゾンの購入を考えたことがありました。
定番の黒以外にベージュがあったので、試着してみました。
購入に至らなかった理由は、「色」「素材」は良かったのですが、「形」であるサイズがコンパクト過ぎなで、V型の私にはしめて着ると胸元が詰まり過ぎて似合いませんでした。
「HELMUT LANG」のレザージャケットが似合うタイプ
パーソナルカラー: ウインタータイプ /
辛口のシャープで華やかな色
顔パーツ: feminine/adult
女性的な要素が強い大人顔
体系 :A型
ウエストから下にボリュームがあり、全体的に丸みがある。
レザージャケットこそ、究極な1枚を手に入れたいですね。
高価なものでも3要素が揃っていたら、3シーズン着れるのでコストパフォーマンスは良いと思います。
ぜひ一度ご相談ください。
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